ボディコーティング・ワックス施工 窓ガラス撥水コーティング ホイール・タイヤコーティング 洗車・水垢除去等
Car Coating Heart
~ボディコーティングと有機物・無機物の関係~
ボディコーティングのメリットとデメリットについて
この世の物質は、有機物と無機物に分かれます。
有機物とは炭素と水素を含む物質 ⇔ 無機物はそれを含まない物質と分けられます。
車両の塗装は特殊なものを除き、ほぼ有機物で構成されています。
有機物と無機物は反発し合う特性があるため、完全無機物のボディコーティングは定着させることが非常に困難です。
また、有機物同士や無機物同士は親和性があるためどちらか一方の特性のみでコーティングした場合には、同質の汚れ等を防ぎにくくなります。
(無機物では水垢やウォータースポット等、有機物では鳥糞や虫の死骸等が付きやすくなります)
ここからは、【 一般的なボディコーティングのメリットとデメリットについて説明します。 】
○メリット○
①車の美しさが蘇り光沢が出る。
②耐薬品性が高く被膜が劣化しづらい。
③汚れが固着しづらく洗車が楽になる。
△デメリット△
①価格が高い。
②シミや傷を完全に防ぐものではない。
③メンテナンスを怠るとウォータースポットや水垢が付きやすくなる。
(特に無機物ベースの場合)
などが挙げられます。
弊社では、このデメリットを最小限にした施工を提案させて頂いております。
また次章でボディコーティング以外の塗装保護についても、合わせて説明させて頂きます。
〜塗装保護の選択肢と解説〜
弊社の使用するコーティング剤について
弊社の用いるボディコーティング剤は、全てセラミックコーティングとなります。
二酸化ケイ素(SiO2)をベースとしメーカー独自の配合を行う事で、無機物と有機物双方の特性を持った被膜を形成致します。
更に犠牲被膜としてのレジン系トップコート(有機物)を合わせる事により、より深いツヤ感・無機物系汚れ(ウォータースポット等)への耐性を持たせる事に成功しました。
犠牲被膜をメンテナンスごとにリニューアルすることで、長期間に渡って車両の美しさを維持できます。すなわち、メンテナンスは必須となります。
ボディコーティング以外の選択肢について説明致します。
大きく分けて
①ポリマーコーティング
②ワックス
③ペイントプロテクションフィルム(PPF)
の3つがあります。
まずはじめに
『①ポリマーコーティング』ですが、フッ素やシリコンを含むポリマー(高分子の有機化学物)を用いてボディの表面に被膜を形成させます。
得られる効果は
★価格が安価
★ツヤ感を得られる等
反対に惜しい点は
☆持続期間が短い事(半年程度)
☆有機物汚れの付着が増える事等が挙げられます。
続いて
『②ワックス』ですが、カルナウバ蝋(ブラジルロウヤシの葉から得られるロウ)等を主剤とした油脂系有機物を塗装面に塗り込む事で被膜を形成します。
得られる効果は
★何と言ってもこれ以上無いほどのツヤ感
★比較的安価に施工できる事です。
反対に惜しい点は
☆持続期間が非常に短い事(1ヶ月程度)
☆古いワックスが残ると汚れとして堆積落としづらくなる事
等が挙げられます。
最後に
『③ペイントプロテクションフィルム(PPF)』ですが、ボディ表面に保護フィルムを貼り、飛び石等の傷や紫外線等からの劣化を防ぐものです。
得られる効果は
★非常に傷が付きづらくなる事や汚れが付きづらくなる
★汚れが付きづらくなる
反対に惜しい点
☆施工費用が非常に高額(フロント周りだけて30〜50万円、ボディ全体で100万円前後〜)
☆経年劣化で剥がれやすみが出る場合がある
等が挙げられます。
弊社では、こういった選択肢への対応もさせて頂いております。ケースバイケースとはなりますが、ぜひともご相談下さい。
〜立ち姿の変化と美しさへのこだわり〜
下地処理の意味と効果
下地処理は、コーティングの仕上がりを左右する最も重要な工程であると私達は考えます。
塗装面に適した下地処理によって、コーティング被膜の耐久性を向上させられるだけでなく、施工車両の美しさを引き出すことが可能だからです。
施工前に必ず洗車を行い、汚れの程度に応じて洗剤を変え、鉄粉や水垢・油汚れ等をリセットするとともに傷の程度を確認致します。
どんな車両であっても、必ず細かな傷があります。
それは新車であっても、国産車でも外国車でも変わりません。
それを丁寧に確認してから研磨し、最小限まで無くし車両の立ち姿を整えます。
【車両のキャラクターラインやパネルの曲面、凹凸を加味し、その車両が最も映える姿に近付けてゆく】
それこそが研磨の意味であり、施工の醍醐味です。
そして姿の整った車両を丁寧にコーティングし、より美しい姿に仕上げて皆様にお届けします。
私達の技術で、他では見ることの出来ない変化を感じて下さい。
また、それを維持できるようしっかりとアフターフォローもさせて頂きます。
〜今後のカーライフについて〜
メンテナンスの効果と必要性
ボディコーティングは、一度掛けたらそれで終わりと思われている方も多いと思います。
ですが、最初に説明させて頂いた通り美観の維持にはレジン系犠牲被膜のリニューアルが必要です。
弊社のコーティングメンテナンスでは洗車と古いトップコートの除去を行い、その時点でのベースコート被膜を確認させて頂いた上で
必要に応じて傷の除去や再コーティングを行いトップコートを施工した上でのお渡しとなります。
そのため、お時間を頂戴する場合がございます。
オーナー様には都度報告させて頂いた上で作業させて頂きますので、どうぞよろしくお願い致します。
丁寧な作業でオーナー様の望む姿を実現出来るよう、日々研鑽と試行錯誤を繰り返しております。
そして、その車両に乗る事を喜びとして感じて頂けたのならば私達としても感謝に堪えません。
良いご縁を頂けましたら幸いです。